今年の豊水梨の蜜状化現象(蜜症)について

豊水が最盛期を迎えております。
そして、昨年も投稿させていただきましたが、豊水は その品種の特性上、糖度が上がると果肉に透明な部分が現れることがあり、これを密状化(蜜症)と呼んでおり、要因としては、高気温が続くなど天候要因が挙げられています。
収穫の際に密状化と思われる果実は選別し、さらに選果の際にも密状化の可能性がある果実は除去に努めておりますが、青くても密状化している場合もあり、100%の除去が非常に難しいものとなっております。
昨年は密状化が非常に多く千葉県のみならず関東一円の豊水が高確率で密状化し、商品が無いという状況でしたが、今年は昨年に比べると密状化している豊水はかなり少ないので、とても良い状態です。
是非、最盛期の豊水をお楽しみいただけたらと思います。

<昨年の投稿>
https://hikobe.pear-ichikawa.com/?p=243

“今年の豊水梨の蜜状化現象(蜜症)について” への2件の返信

  1. モカパパ

    真夏日が続き、豊水の収穫も大変だと思います。
    昨年は、重田豊水の蜜状化であっても、みずみずしく美味しい豊水なので、今年の重田豊水の蜜状化であっても美味しくいただけると思います。
    時間を作って、お邪魔させていただきます。

    返信
    1. 重田辰雄梨園 投稿者

      モカパパ様、いつもコメントありがとうございます。
      豊水の蜜状化は、正確な原因が分かってないので、すべての梨農家さんで悩みのタネだと思いますが、逆にこれが美味しいという方もいらっしゃいます。普通は除外に努めているのですが、これが購入することが出来るのもまた直売の醍醐味だと思います。

      返信

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